【2月3日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するフランス代表DFラファエル・バラン(Raphael Varane、29)が2日、代表引退を表明した。

 インスタグラム(Instagram)で「われわれの偉大な国を10年にわたり代表できたのは、人生最大の栄誉の一つだった。この特別な青のユニホームを着るたびに計り知れない誇りを感じた」とつづり、「数か月にわたり考え、代表から引退する適切な時期だと判断した」と説明した。

 バランは2013年の代表デビューから通算93試合に出場し、2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)で優勝。昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)では準優勝を果たした。

 先月代表を引退したGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)の後任として次期キャプテン候補にも挙がっていたが、「新世代が引き継ぐ時が来た。われわれには才能ある若い選手たちがいる。彼らはステップアップする準備ができており、チャンスを得るにふさわしい」と後を託した。(c)AFP