【12月29日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)で準優勝に終わったフランス代表のFWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が28日、アルゼンチンとの決勝で敗れた悔しさを忘れることは絶対にないだろうと述べた。

 エムバペは10日前のW杯決勝でハットトリックを決めたが、チームはPK戦の末に敗れた。この日、所属するフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)でのリーグ再開初戦を終え、「あれは一生忘れないと思う」と語った。

 W杯後は「難しい時間」を過ごしたと言うが、この日はそうした様子をほとんど見せず、後半アディショナルタイム5分に自ら獲得したPKを決めてストラスブール(RC Strasbourg)に2-1で勝利したチームに貢献した。

「チームメートにも話したが、代表チームの失敗の代償をクラブが払わなければならないという理由はない」とエムバペ。代表とクラブは別物だとし、「勝利で復帰戦を飾り、クラブやサポーター、チームメートとつながることは僕のためにもなる」と話した。(c)AFP