【1月28日 AFP】28日に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)の女子シングルス決勝で敗れたエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)が試合後、対戦相手のアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)の「プレッシャー」と攻撃に苦しめられたと認めた。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)覇者のルバキナは、強打のサバレンカを相手に一進一退の激闘を演じたが、2時間28分の末に6-4、3-6、4-6で逆転負け。試合を通してエース9本、ウイナー31本を奪ったが、同17本、51本を記録したサバレンカを止められなかった。

 サバレンカ戦はこれで4戦全敗。試合後の会見では「自分にあのようなプレッシャーをかけられる選手はそれほど多くない。彼女は素晴らしいサーブを持っていて、非常に攻撃的なプレーをしてくる。ボールもすごく重い」と話し、「きょうは自分にもいくつかチャンスがあったが生かせなかった。試合は自分の思ったようにいかなかった」と振り返った。

 優勝したウィンブルドンではロシアとベラルーシの選手の出場が禁止されたことを受け、ランキングポイントを得られなかったルバキナ。今回敗れはしたが、30日発表の最新世界ランキングでは25位から10位に浮上し、自身初のトップ10入りを果たすことが決まった。(c)AFP