【1月13日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは12日、第7節の延期分が行われ、不振が続くチェルシー(Chelsea)は敵地でフラム(Fulham)に1-2で敗れ、直近の公式戦10戦7敗となった。チームを率いるグラハム・ポッター(Graham Potter)監督への重圧も高まっている。

 11日にスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)から期限付きで加入したばかりのFWジョアン・フェリックス(Joao Felix)は早速先発したが、デビュー戦で一発退場となった。

 チェルシーは前半に元所属選手のMFウィリアン(Willian Borges da Silva)に先制点を許すと、後半開始直後にDFカリドゥ・クリバリ(Kalidou Koulibaly)の得点で追いついたが、その後フェリックスが危険なタックルで一発退場。73分にはGKケパ・アリサバラガ(Kepa Arrizabalaga)のクロスの対応ミスを突かれ、FWカルロス・ビニシウス(Carlos Vinicius)に決勝ゴールを決められた。

 解任されたトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)前監督の後任として就任してから、わずか4か月で自身も解任がささやかれているポッター監督は「われわれの現状を要約している。悪い方向にいく可能性のあることが全て起きてしまっている」と悔やみつつ、「前進を続ける以外、解決策はない。取り組みを続け、団結を維持して、3ポイントを目指すんだ」と前を向いた。

 チェルシーはこれで4位から10ポイント差の10位。リーグ戦は直近9試合でわずか1勝となっている。(c)AFP