【1月11日 AFP】サッカーイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2022-23)は10日、準々決勝が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は途中出場のマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)の2得点などでチャールトン・アスレチック(Charlton Athletic)に3-0で勝利し、4強入りを果たした。

 ユナイテッドのエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督は、14日に行われるプレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)とのダービーをにらみ、8選手を入れ替えて若手主体で試合に臨むと、6日に勝利したFAカップ(FA Cup 2022-23)のエバートン(Everton)戦から先発の座を守ったうちの一人であるアントニー(Antony Matheus dos Santos)が、21分に先制点を決めた。

 3部のチャールトンはその後、敵地に詰め掛けたサポーター9000人の後押しもあり、残り30分でカゼミーロ(Casemiro)やクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)、ラシュフォードを投入したユナイテッドを抑え込んだ。

 しかしラシュフォードは、90分に本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)での8戦連続ゴールとなる得点を挙げて試合を決定づけると、さらに4分後にはカゼミーロのパスから今季公式戦15点目を豪快に決めた。

 またニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)は、2-0でレスター・シティ(Leicester City)を下し、1975-76シーズン以来となるリーグ杯準決勝進出を決めた。これでニューカッスルは、54年ぶりの主要タイトル獲得に向けてまた一歩前進した。(c)AFP