【1月12日 AFP】アフリカ歴訪の一環でエチオピアを訪問した中国の秦剛(Qin Gang)外相は11日、アフリカ諸国は国連安全保障理事会(UN Security Council)など国際機関での発言力を強めるべきだと呼び掛けた。

 秦氏の外遊は就任後初。エチオピアのほか、ガボン、アンゴラ、ベナン、エジプトを1週間の日程で訪問する。

 秦氏はエチオピアの首都アディスアベバで、アフリカ連合(AU)のムーサ・ファキ・マハマト(Moussa Mahamat Faki)委員長と会談後、国際機関からアフリカが排除されていることに不満を表明した。

 秦氏はアディスアベバに中国の支援で建設されたアフリカ疾病管理予防センター(African Centre for Disease Control and Prevention)本部の開所式にも出席した。(c)AFP