【1月10日 AFP】自伝発売を控えメディア露出を繰り返すヘンリー英王子(Prince Harry)に対する英国民の好感度が、過去最低に低下した。9日に公表された世論調査結果で明らかになった。

 10日に発売される自伝「スペア(Spare、原題)」は、英王室関連の書籍としてはアンドリュー・モートン(Andrew Morton)氏が故ダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)の協力を得て執筆した1992年の「ダイアナ元妃の真実(Diana: Her True Story)」以来の話題作となっている。

 王子は出版に先立ち、自身のドキュメンタリー番組を米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)で配信したほか、英米テレビ局とのインタビュー4件に応じてきた。

 だがインタビュー放送前に英調査会社ユーガブ(YouGov)が実施した世論調査では、王子に否定的な見方をしている人の割合は64%と、前回を5ポイント上回った。一方、好意的な見方は26%で、過去最低を更新した。妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)に対する好感度も低水準にとどまった。(c)AFP