【1月5日 CGTN Japanese】中国で最も人気のあるリゾート地の一つ、海南省三亜市の観光推進局が集計したデータによると、2023年の新年連休期間中、現地の宿泊施設を1泊以上利用した観光客が多く、北京からの観光客が最も多いことが分かりました 

 新年連休中、三亜鳳凰国際空港の利用客は1日平均延べ3万人を突破し、前年同期から15%増えました。それにより、ホテルや民宿などの利用率はいずれも80%を超えています。

 同観光推進局のビッグデータプラットフォームによると、新年連休中の三亜への旅客数を地域別に見た場合、トップ10は北京、四川、上海、広東、黒竜江、陝西、重慶、山東、遼寧、浙江の順となっているということです。北京に代表される中国北部からの観光客は前年同期から約6ポイント高い、約半分を占めました。中でも、北京からは大幅に増え、前年同期比27%増となりました。

 近年、三亜市は、1990年代生まれや2000年代生まれといった若年層の間で人気が急増したことにより、観光市場もより急速に成長しています。同ビッグデータプラットフォームによると、新年連休中、18~35歳の若者が三亜鳳凰国際空港の利用客の31%を占めたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News