【1月2日 AFP】22-23フランス・リーグ1は1日、第17節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は1-3でランス(RC Lens)に敗れ、今季初黒星を喫した。

 PSGの公式戦での敗戦は、昨年3月20日に0-3で負けたASモナコ(AS Monaco)戦以来となった。

 一方、ロイス・オペンダ(Lois Openda)が1ゴール、1アシストの活躍を見せた2位ランスは、首位に立つPSGとの勝ち点差を4に縮めている。

 この日、W杯カタール大会(2022 World Cup)で優勝を飾ったアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)や出場停止のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を欠いたPSGだったが、敵地に乗り込む中でW杯得点王になったキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)には大歓声が送られた。

 ランスは5分、プルゼミスワフ・フランコフスキ(Przemyslaw Frankowski)がこぼれ球を押し込んで先制したものの、PSGはその2分後にユーゴ・エキティケ(Hugo Ekitike)が同点ゴールを決めた。

 しかしランスは28分、セコ・フォファーナ(Seko Fofana)が自陣ペナルティーエリア手前でボールを奪取すると、相手センターバック陣の間を通すスルーパスを出し、これを受けて抜け出したオペンダがシュートを流し込んで勝ち越した。

 さらにランスは47分、オペンダのバックヒールパスをエリア内で受けたアレクシー・クロードモーリス(Alexis Claude-Maurice)が至近距離からシュートを蹴り込み、試合を決定づけた。

 その他の試合では、モナコが1-0でスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)を下し、暫定4位に浮上している。(c)AFP