【12月31日 CGTN Japanese】中国生態環境部は26日、11月の全国環境大気質状況を報告しました。地級市以上の339都市の平均大気質は優良日数の割合が91.9%となり、前年同月より3.8ポイント上昇しました。

 全国339の地級市以上の都市では11月のPM2.5の平均濃度が前年同月比5.6%減となる34マイクログラム/立方メートルで、PM10の平均濃度は前年同月比13.6%減の57マイクログラム/立方メートルでした。二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素の平均濃度はいずれも低下し、オゾンの平均濃度はやや上昇しました。

 中でも重点地域とされる北京、天津、河北および周辺地域では大気質の平均優良日数の割合は68.3%で、前年同月比は1.0ポイント上昇しました。長江デルタ地域の41都市では平均優良日数の割合が97.8%で、前年同月比は5.2ポイント上昇しました。これに対して西部の汾渭平原の11都市の平均優良日数の割合は57.6%で、前年同月より6.3ポイント低下しました。

 11月は、168の重点都市のうち、ラサ、海口、福州市などの都市では大気の質が比較的良好で、渭南、咸陽、安陽市などの都市では大気の質にさほど改善が見られませんでした。(c)CGTN Japanese/AFPBB News