【12月27 日CGTN Japanese】中国国務院は27日、国内外の渡航者に対する入国時の暫定措置を発表し、2023年1月8日から実施するということです。

 2023年1月8日以降はこの措置に基づき、中国に入国する渡航者は出発前48時間以内にPCR検査を行い、結果が陰性であれば中国に入国することができます。中国の在外公館への健康コード申請は不要で、結果を税関の健康申告カードに記入します。陽性の場合、渡航者は陰性になってから中国に入国することが求められます。

 入国者へのPCR検査は実施せず、健康状態の申告が正常で、かつ通関地での通常検疫で異常がない場合は、自由に移動することができます。

 国際旅客便に対する搭乗率制限などの便数管理・抑制措置を廃止し、段階的に便数を増やし、航空路線分布を最適化します。入国便に対する空港での処理プロセスを簡素化し、空港の運用効率を高め、重点都市の航空便受け入れ能力向上を図ります。

 企業の操業再開、ビジネス、留学、親族訪問などで来訪する外国人の中国渡航手続きをさらに合理化し、ビザの便宜を提供します。

 通関地での貨物輸送を感染症発生前の水準に戻すことを確保します。水路での港湾からの旅客の出入国を段階的に再開し、国際クルーズ船については、まず試験的に実施し、段階的に開放します。中国および外国籍船員の中国国内での勤務交代により多くの利便性を提供します。

 国際的な感染状況に応じて、中国国民の海外旅行を秩序立って再開します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News