【12月23日 AFP】大リーグ機構(MLB)は22日、女性への暴行疑惑で2シーズンの出場停止となっていたロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のトレバー・バウアー(Trevor Bauer)投手の処分期間が中立の仲裁人による裁定で短縮され、ロスターへの再登録が可能となったことを発表した。

 MLBは4月、ドメスティックバイオレンス(DV)・性的暴行・児童虐待に関連するリーグ規定に違反したとして、バウアーに無給での324試合の出場停止処分を言い渡していたが、この日194試合に軽減するとした。この件で不起訴処分となっているバウアーは、処分に不服を申し立て、規定違反を否定していた。

 ドジャースは来年1月6日までに、バウアーを40人のロスターに加えるか、あるいは解雇するかどうか決断を下す必要がある。(c)AFP