【4月30日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のトレバー・バウアー(Trevor Bauer)投手が29日、女性への暴行疑惑で2シーズンの出場停止処分を科された。同選手はこの問題に関して、一度も刑事責任は問われていない。

 米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド(Rob Manfred)コミッショナーは、MLBによる「広範囲な調査」でバウアーがドメスティックバイオレンス(DV)・性的暴行・児童虐待に関連するリーグ規定に違反したことが判明したと説明した。

 バウワーは即座に自身のツイッター(Twitter)アカウントで、今回の処分に異議を申し立てる意向を示し、「可能な限り最も強い言葉で、DVや性的暴行に関するリーグ規定に違反したことを否定する」とつづった。

「この処分に不服を唱えているところで、こちらの主張が認められると考えている。このプロセス全体を通してそうしてきたように、代理人と自分は手続きの守秘義務を尊重する」

 コミッショナーの発表文によれば、バウアーは29日付で、計324試合もしくは2シーズンフルで無給の資格停止となる。これまでMLBのDV規定で処分された15人全員が、リーグの処分を受け入れるか、15試合から162試合での処分期間で折り合いをつけていた。

 バウアーはカリフォルニア州居住の女性から、昨年4月と5月に性行為をしていた際にそれが同意なく暴力に発展し、意識を失うほど首を絞められたり何度も頭を殴られたりしたと訴えられている。

 この女性が仮の接近禁止命令を求めて提訴した翌日の同7月2日から休職を命じられていた同選手は、不正行為に関してはいずれも否定しており、弁護士と代理人はすべて同意の上での行為だったと主張している。(c)AFP/Rebecca BRYAN