【12月21日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は20日、同プレミアリーグのブレントフォード(Brentford FC)に所属するFWアイバン・トニー(Ivan Toney)が協会の賭博規約にさらに違反した疑いがあるとして、処分対象になったと発表した。

 26歳のトニーは11月、4年の間に232件もの賭博違反をした疑いがあるとして処分対象となり、すでに長期の出場停止処分に直面していた。今回トニーは、2017年3月14日から2019年2月18日までの間に、FA規則E8にさらに30回違反したとされている。

 ブレントフォードは同日に「この件に関してアイバン、そして法定代理人との非公開の話し合いが続いている」とコメント。トニーは来年1月4日までに返答する必要がある。

 この規則では、自身に関係しない試合も含め、選手がどんな試合にも賭けることが禁止されている。

 イングランドでは2020年12月、同代表のキーラン・トリッピアー(Kieran Trippier)が、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)からスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)への移籍に賭けるための情報を知人に提供したとして、FAから10週間の出場停止処分を科されていた。(c)AFP