【4月27日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は26日、賭博関連企業に金銭面で関与した疑いがあるとして、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するFWズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)を調査すると発表した。

 スウェーデンの日刊紙アフトンブラデット(Aftonbladet)によれば、前週にミランとの契約を1年延長した39歳のイブラヒモビッチは、マルタを拠点とするブックメーカーサイト「Bethard」に投資しているという。

 発表文の中では「UEFA懲戒規則の第31条(第4項)に従って、賭博関連企業に金銭的な利害関係の疑いがあるズラタン・イブラヒモビッチ氏のUEFA懲戒規則違反の可能性について、本日、UEFA倫理・規律検査官が任命され、調査を実施することになった」と記された。

「この件に関する詳細は追って明かされる」

 同紙は昨年4月、今回の関与は国際サッカー連盟(FIFA)とUEFAの規則に抵触しているとして、イブラヒモビッチは処分を受ける恐れがあると報じていた。(c)AFP