【12月15日 AFP】コソボの首脳は14日、欧州連合(EU)への加盟申請書に署名した。同国のEU加盟は、隣国セルビアとの対立が障壁となっている。

 ビヨサ・オスマニサドリウ(Vjosa Osmani-Sad-Riu)大統領、アルビン・クルティ(Albin Kurti)首相、グローク・コンジャフカ(Glauk Konjufca)議会議長が、EUの輪番議長国を務めるチェコ政府に提出する加盟申請書に共同で署名した。

 コソボは2008年にセルビアから独立を宣言したが、同国と同盟国のロシアと中国は今もセルビアの一部と見なしている。ギリシャ、スペイン、ルーマニア、スロバキア、キプロスのEU5か国も独立国として承認していない。(c)AFP