ウクライナ占領地はロシア領 「現実」受け入れよとロシア大統領府
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【12月14日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は13日、ウクライナ侵攻で占領した地域を同国政府がロシア領と認めない限り、紛争解決に向けた進展はないとの見解を示した。
ペスコフ氏は記者団に対し、「現実はロシア連邦が新たな領土を獲得した」ということであり、その点に納得しない限り「いかなる進展もあり得ない」と述べた。
ロシア側はウクライナ南部のザポリージャ(Zaporizhzhia)、ヘルソン(Kherson)両州、東部のドネツク(Donetsk)、ルガンスク(Lugansk)両州を完全に掌握していないにもかかわらず、併合したと主張している。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は12日、先進7か国(G7)首脳のオンライン会合に参加。ロシアに対し、クリスマスに軍を撤退させ、「侵略」をやめる用意があることを示すよう求めた。だが、ロシア側は翌13日、これを拒否した。(c)AFP