【12月13日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は12日、先進7か国(G7)がオンライン形式で開いた首脳会合に参加し、ロシアの侵攻を受ける自国がこの冬を乗り切るためには約20億立方メートルのガスが追加で必要だと訴えた。

 ゼレンスキー氏は、ロシア軍の発電所攻撃により予想を上回る量のガスが必要になったと説明。さらにG7に対し、「現代的な戦車」やロケット砲、長距離ミサイルなどの武器の追加供与を要請した。

 また、「世界平和原則サミット」と題し、ウクライナの安全保障と領土保全を確保する形での和平の方法と時期を協議する特別首脳会議の開催を提案した。(c)AFP