【12月11日 AFP】10日に行われたサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)準々決勝で、自身のPK失敗もあってフランスに敗れたイングランドのハリー・ケイン(Harry Kane)が「非常に残念」と敗退を嘆いた。

 チームの主将を務めるケインは、54分にこの日1本目のPKをしっかり決め、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が持つ代表歴代最多53得点の記録に並んだが、1-2で迎えた84分に臨んだ2本目のPKでは、キックが大きく上に外れて同点のチャンスを逃した。イングランド代表では数十年にわたり、主要大会のPKで涙をのむドラマが展開されているが、そこへ新たに非情な一ページが加わることになった。

 ケインは試合後「主将として受け止め、責任を負う。PKを外すのはつらい」と話し、「本当に受け入れがたい夜だ。非常に残念だし、チームも落胆している。今回のW杯では、何か特別なことを成し遂げられるとみんな信じていたが、最後は小さな部分で決まった」と続けた。

 ケインはサッカー界全体でもとりわけ頼りになるPKキッカーで、キャリアを通じてPKを58回成功させ、失敗は11回しかない。フランスのゴールを守るのは、所属するイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)でチームメートのウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)だったが、2回目のPKも自信はあったという。

「自分は準備するときは必ず、試合で1本、2本のPKを蹴る用意をしている。だから自分の準備や細部のせいにはできない」

「1本目も、2本目も、蹴る前は同じように自信があった。純粋に実行する部分の問題だ。そのことは受け入れる」

「もちろん今はつらいし、多分しばらくは胸が痛むだろうが、それも主将やチームのリーダーであることの一部だし、責任を負わなくてはならない」 (c)AFP/Rob Woollard