【12月8日 AFP】ニュージーランドラグビー協会(NZR)は7日、同国前総督のパッツィ・レディ(Patsy Reddy)氏を会長に任命した。同協会創設130年で女性の会長は初。

 レディ氏は「ニュージーランドラグビーにとって極めて重要でエキサイティングな時期に会長というポジションに選出され、とても光栄に思う」とコメントした。

 1892年に創設された同協会は、オークランド(Auckland)で開催された会議でレディ氏が会長に選ばれたと発表している。

 新年に退任するスチュワート・ミッチェル(Stewart Mitchell)現会長の後任を務めるレディ氏は、長年弁護士としてキャリアを積み、2016年から2021年までニュージーランドの総督を務め、今年4月に同協会の理事に加わった。

 先月ブラックファーンズ(Black Ferns、女子ニュージーランド代表の愛称)がW杯(Rugby World Cup 2021)で優勝しており、女子ラグビー熱が最高潮のタイミングでレディ氏の就任は発表された。(c)AFP