【12月6日 AFP】5日に行われたサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)、決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に日本に勝利したクロアチアのルカ・モドリッチ(Luka Modric)は、チームは「ドラマなしでは成し遂げられない」と述べた。

 前田大然(Daizen Maeda)にゴールを許し前半終了間際に先制されたクロアチアは、イバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)がネットを揺らし55分に追いついた。

 両チームは120分以内で追加点を奪うことができず、迎えたPK戦でクロアチアはGKドミニク・リバコビッチ(Dominik Livakovic)が3本のキックを防ぐと、最後はマリオ・パシャリッチ(Mario Pasalic)がしっかりと決めて勝利した。

 2018年のロシア大会(2018 World Cup)で準優勝に終わったクロアチアのモドリッチは「僕らはドラマなしでは成し遂げられないようだ」と述べた上で、「準々決勝に進出できこの上なく幸せ」と続けた。

 この一戦は、クロアチアにとってお決まりのパターンを継続させるものとなった。クロアチアは、主要国際大会の決勝トーナメントでは直近7試合のうち6戦で延長戦を戦っており、フランスに敗れた前回大会の決勝がその唯一の例外となっている。(c)AFP