【11月26日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)のグループG初戦で足首を負傷したブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、28日に行われるスイスとの第2戦を欠場すると、代表のチームドクターが25日に明かした。一部報道では、決勝トーナメントまで復帰できない可能性が取り沙汰されている。

 フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)でプレーする30歳のネイマールは、ブラジルが2-0で勝利した24日のセルビア戦で相手のニコラ・ミレンコビッチ(Nikola Milenkovic)と接触した際に、右足首の靱帯(じんたい)を負傷した。その後もプレー続行を試みたものの、試合時間残り約10分で交代し、25日に検査を受けていた。

 チームドクターのロドリゴ・ラスマール(Rodrigo Lasmar)氏は、ネイマールはスイス戦を欠場するとしているが、ブラジルのスポーツニュースサイト「グロボ・エスポルテ(Globo Esporte)」は、来月2日に控えるカメルーンとのグループ最終戦も離脱する可能性があると報道。チームが決勝トーナメント進出を果たした場合は復帰すると伝えている。

 ネイマールはインスタグラム(Instagram)に、「きょうはまたしてもW杯の舞台で、自分のキャリアにおいて最も難しい日の一つとなった」と投稿し、「負傷してしまって悔しい。つらいけれど、戻って来られると確信している。母国やチームメート、そして自分自身のために全力を尽くしてみせる」と思いをつづった。

 ブラジルは、右SBのダニーロ(Danilo Luiz da Silva)も足首の捻挫で第2戦を欠場する見通しとなっている。(c)AFP/John WEAVER