【11月25日 AFP】米ツイッター(Twitter)の新オーナーとなった実業家イーロン・マスク(Elon Musk)氏は24日、ツイッター投票の結果を受け、これまでに凍結された多くのアカウントを復活させる方針を示した。

 マスク氏の投稿によると、法律に違反したり「悪質スパム」に関与したりしていない限り、凍結されたアカウントを復活させるべきかとの質問に対し、回答者316万人の72.4%が「はい」と答えた。

 マスク氏はこの結果を受け、「人々は声を上げた。恩赦は来週から始まる」とツイート。「民の声は神の声」というラテン語の格言を再び引用した。

 ツイッター投票は、すべてのユーザーが回答できる反面、偽アカウントやボットに狙われる可能性がある。

 また、ツイッターの月間アクティブユーザーは4億5000万人、マスク氏のフォロワーは1億1800万人だが、その多くは投票を見ていなかった可能性もある。

 凍結アカウントに対する大規模な恩赦は、マスク氏のヘイトスピーチへの対応を注視している当局や、自社のモバイルアプリストアから懸念のあるコンテンツを排除する権限を持つアップル(Apple)やグーグル(Google)の警戒を呼びそうだ。(c)AFP/Julie JAMMOT