【11月23日 CGTN Japanese】上海浦東国際空港の第4期拡張工事の一つであるスマートカーゴターミナルの工事が21日に始まりました。このプロジェクトは、上海の国際航空ハブ建設における重要な貨物輸送インフラ建設の一つであり、2024年10月末に完工する予定です。

 上海浦東国際空港の貨物および郵便物取り扱い量は長年にわたり世界第3位に位置しており、2021年には約400万トン近くに達しました。スマートカーゴターミナルが完成すれば、上海の空港は国際貨物取り扱い能力だけで年間100万トン以上が増え、上海の国際航空ハブおよび国際海運センターの建設に一役買うことになります。

 浦東国際空港はこのプロジェクトの設計と建設において、スマート空港建設という新しい考え方を取り入れ、先進的な物流技術を導入することで、貨物取り扱いシステムの自動化、貨物安全検査の円滑化、建築設備のスマート化を実現します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News