【11月4日 CGTN Japanese】中国東部の江蘇省(Jiangsu)・塩城港と南アフリカのダーバン港を結ぶ自動車を輸送する新規航路を利用する初の国際ローロー船直行便が3日に塩城港を出港しました。このことで、中国製自動車の輸出に新たな海上航路が追加されることになりました。

 新規航路を初めて航行するローロー船の「黎明号」には、長城自動車と上汽集団が製造した新型自動車2350台が積み込まれました。多くはピックアップトラックとSUVで、価格総額はおよそ3億5300万元(約60億4600万円)です。船は塩城港の大豊港区を出港した後、太平洋を南下してマラッカ海峡を通過し、インド洋を横断し、20日間をかけて約7300カイリを航海して南アフリカのダーバン港に到着する予定です。また、今月中旬には2300台以上の長城自動車製自動車が塩城港のローロー船ふ頭を経由して輸出されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News