【11月21日 AFP】若い世代が心待ちにしていたサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の開幕。W杯は常に、若手選手がスターダムにのし上がるための登竜門となってきた。ここではペレ(Pele)やキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の背中を追いかけるブレーク必至のスター候補6人を紹介する。

■モイセス・カイセド(エクアドル)

 昨季加入して以来、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)でキーマンとなっている21歳のモイセス・カイセド(Moises Caicedo)。リバプール(Liverpool FC)を筆頭に複数のビッグクラブへの移籍がうわさされている。エクアドルがカタール行きの切符を手にした南米予選15試合を含め、すでに代表25試合に出場している。

■ジュード・ベリンガム(イングランド)

 ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のMFジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)は、世界的なスター街道を爆進している19歳。イングランドが決勝に進んだ昨年の欧州選手権(UEFA Euro 2020)でメンバー入りしたものの、序列はデクラン・ライス(Declan Rice)とカルヴィン・フィリップス(Kalvin Phillips)より下だった。

 今季は欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)のグループステージで4得点をマークするなど、充実の12か月間を過ごし、ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督のファーストチョイスになった。

■コーディ・ガクポ(オランダ)

 欧州選手権では途中出場1試合のみに終わった23歳のコーディ・ガクポ(Cody Gakpo)だが、カタールではより多くの試合に出場するものとみられている。

 今季は所属するオランダ・エールディビジのPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)で、すでに公式戦13得点をマークしている。メンフィス・デパイ(Memphis Depay)がけがで9月からプレーしていないため、ガクポは21日に行われるセネガルとの初戦での先発が濃厚となっている。