【11月18日 AFP】ロシアのセルゲイ・リャプコフ(Sergei Ryabkov)外務次官は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したとされる18日、米国は北朝鮮の忍耐を試しているとの見解を示した。

 リャプコフ次官は国営ロシア通信(RIA)に対し、ロシアは朝鮮半島(Korean Peninsula)問題で外交的なアプローチを望んでいると述べる一方、「米国や、当該地域内の米同盟諸国は異なる道を望んでいることが最近、特に顕著だ」と指摘。「まるで北朝鮮の忍耐力を試しているようだ」と語った。

 日本政府によると、北朝鮮が同日発射した弾道ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したとみられる。また同ミサイルは、米本土を射程に収める可能性があるという。(c)AFP