ロナウド「挑発された」 途中出場拒否めぐり指揮官を批判
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【11月18日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、前月のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で途中出場を拒んだ際、エリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督から敬意を欠く行為で「挑発された」と主張した。
バロンドール(Ballon d'Or)を5回受賞しているロナウドは、テン・ハーフ監督が就任した今季のユナイテッドで主力の座を失っている。
英テレビチャンネル「トークTV(TalkTV)」で17日放送されたインタビュー最終回でロナウドは、ユナイテッドが2-0で勝利した10月19日のトッテナム戦で途中出場を拒否し無断退席した自身に対する批判に応戦した。
「彼はわざとああやったのだと思う」と語ったロナウドは、「挑発されたように感じた。彼をリスペクトしていない。向こうがこちらをリスペクトしていないからだ」と続けた。
ユナイテッドは次のチェルシー(Chelsea)戦で、ロナウドをメンバーから外すという形で対応した。
さらにロナウドは「僕にああいう反応をさせるためのクラブの戦略だったと思う」としつつ、「マンチェスター・ユナイテッドの意思疎通にこれ以上ないほど失望している」と語った。
「正直に言うとどんなクラブ、どんな監督とも一切問題がなかった。彼らは僕を3日間も出場停止にしたが、長いと感じた」
ユナイテッドは14日、事実関係が完全に確認され次第、このインタビューへの対応を検討すると明かしていた。
現役時代にユナイテッドのキャプテンを務めたギャリー・ネビル(Gary Neville)氏も17日、今季限りとなっているロナウドとの契約を解消する以外の選択肢はもはやないと話した。(c)AFP/Kieran CANNING