【11月16日 CGTN Japanese】中国初の液化天然ガス(LNG)輸送充填(じゅうてん)船「海洋石油301」は15日、改造が終了し、正式に稼働を開始しました。

「海洋石油301」はもともとLNG輸送船で、全長184.7メートル、幅28.1メートル、積載できるLNGの量は3万立方メートルでした。ガス燃焼装置、船間充填システム、再液化装置などの設備や付帯警備システム、消防システムなどを追加することで、充填機能を実現しました。設計充填能力は毎時1650立方メートルに達し、大型コンテナ船、二重燃料鉱砂船、二重燃料バラ積み船、原油船、自動車ローラー船にLNG燃料充填サービスを提供できる世界最大のLNG輸送充填船です。

 船間充填は、従来の充填方式に比べ、荷役と燃料充填の同時作業を実現し、船舶の寄港時間を短縮し、港湾運営の効率を大幅に高めることができるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News