【10月27日 CGTN Japanese】国際地質科学連合(IUGS)は26日、世界初の100の地質遺産リストを発表し、中国からは七つの地質遺跡が選出されました。

 七つの中国地質遺産には、中国が単独で申請した長興煤山二畳紀/三畳紀生物の大絶滅と国際標準模式層断面および地点(GSSP)、バダインジャラン砂漠の高大なビルト砂山と湖、香港の白亜紀前期における酸性火成岩の柱状節理、澄江にあるカンブリア紀の化石産地と化石庫、石林のカルスト、チベット自治区南部の絨布峡谷のスリップ構造体系のほか、中国とネパールが共同で申請したチョモランマ(エベレスト)峰のオルドビス紀の岩石が含まれます。

 今回の選考はIUGSの設立60周年を祝うために行われたもので、世界の36人の選考委員が56カ国から申請された181の候補を総合的に評価して100の地質遺産を選出しました。選ばれた中国の七つの地質遺産は、岩石学、構造地質学、地層古生物学、地理・湖、地形学などの科学分野をカバーし、鉱物資源の形成、生命の進化、人類の起源などの科学分野の研究において重要な役割があるとされます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News