【11月16日 CGTN Japanese】サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会の開催を控え、「世界の卸売市場」とも呼ばれる中国浙江省(Zhejiang)義烏市(Yiwu)は商機を逃しません。

 義烏市スポーツ用品協会の試算によりますと、カタール大会に出場する32チームの旗からトロフィーのレプリカ、抱き枕に至るまで、義烏製のW杯関連グッズは世界のシェアの約70%を占めています。4年に一度のW杯の商機を逃すまいと、1年前からサッカーボールやユニホームなどの関連グッズの生産を始めたメーカーも少なくないということです。長年の経験に基づき、義烏市の関連産業は非常に成熟しており、品質、価格共に世界で優位性を保っています。

 統計によりますと、今年1~8月、義烏市のスポーツ用品の輸出額は38億2000万元(約756億円)、玩具の輸出額は96億6000万元(約1912億円)に上ったということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News