【11月14日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー、ペリカン女子選手権(2022 Pelican Women's Championship)は13日、米テキサス州ベルエア(Belleair)のペリカンGC(Pelican Golf Club、パー70)で最終日が行われ、ネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)が「64」で通算14アンダーとし、大会連覇を達成。今季初優勝(通算8勝目)を挙げ、世界ランキング1位復帰を決めた。

 コルダは最終日に7バーディーを奪ってスコアを六つ伸ばし、逆転優勝を果たした。

 今年は手術も必要になった血栓の影響で前半戦の大半を欠場すると、直近のウォルマートNWアーカンソー選手権(Walmart NW Arkansas Championship Presented by P&G 2022)とアセンダントLPGAベネフィッティング・ボランティア・オブ・アメリカ(The Ascendant LPGA benefiting Volunteers of America 2022)では予選落ち。

 その後5週間ツアーから離れて今大会を迎えるなど、厳しい一年を送ってきた中で、「正直言って信じられない」と喜び、「今年は上がることより下がることの方が多かっただけに、今回の優勝は本当に特別」と話した。

 コルダは19歳のアッタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul、タイ)を抜いて世界ランク1位に浮上する。世界1位に立つのは3度目で、これまでの在位期間は通算29週。(c)AFP