【11月13日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは12日、第16節の試合が行われ、首位アーセナル(Arsenal)は2-0でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に勝利。同日の試合で2位マンチェスター・シティ(Manchester City)が1-2でブレントフォード(Brentford FC)に敗れたため、勝ち点差を5に広げてW杯カタール大会(2022 World Cup)のリーグ戦中断期間に入った。

 今年2月から本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で負け無しのシティだったが、イングランド代表に落選したアイバン・トニー(Ivan Toney)の活躍にぼうぜんとなった。

 トニーの今季公式戦10点目で先制したブレントフォードは、ハーフタイム直前にフィル・フォーデン(Phil Foden)の強烈なシュートで同点に追いつかれた。しかし、W杯に臨むメンバー10人が先発に名を連ねたシティの精彩を欠いたパフォーマンスを突き、トニーは後半アディショナルタイム8分にカウンターアタックから再び得点した。

 アーセナルはW杯による6週間の中断を迎えるリーグ戦のタイトル争いを有利に進めるべく、このチャンスをしっかりと生かし、後半にマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)が2得点を挙げて勝利を飾った。

 ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)はジョー・ウィロック(Joe Willock)が決勝点を挙げ、チェルシー(Chelsea)を1-0で下して3位の座を守った。一方で敗れたチェルシーは3連敗を喫し、直近のリーグ戦5試合で勝利から遠ざかっている。

 4位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は試合時間残り10分から2得点を奪い、4-3でリーズ・ユナイテッド(Leeds United)に逆転勝利した。

 また、リバプール(Liverpool FC)はダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)の2得点とロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)のゴールでサウサンプトン(Southampton FC)に3-1で勝利している。(c)AFP