【11月10日 AFP】サッカーイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2022-23)は9日、3回戦が各地で行われ、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)は三笘薫(Kaoru Mitoma)のゴールなどでアーセナル(Arsenal)を3-1で下し、ベスト16入りを決めた。

 敵地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)に乗り込んだブライトンは、エディ・エンケティア(Eddie Nketiah)に華麗なゴールを決められ先制された。

 しかし、この日がアーセナルでのデビュー戦となったGKカール・ハイン(Karl Hein)が足を滑らせてPKを与えると、古巣対戦となったダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)がしっかり成功させてブライトンが追いついた。

 その後、三笘の得点で逆転したブライトンは、タリク・ランプティ(Tariq Lamptey)が71分に追加点を挙げた。

 プレミアリーグで首位を走るアーセナルだが、1992-93シーズン以来となるリーグカップ優勝の望みが絶たれた。

 マンチェスター・シティ(Manchester City)はチェルシー(Chelsea)に2-0で勝利。リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)とフリアン・アルバレス(Julian Alvarez)が後半の5分間に2得点をマークしたシティは、チェルシーのグラハム・ポッター(Graham Potter)監督にかかる圧力を強めた。

 トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はFWハリー・ケイン(Harry Kane)が先発しながらも、ノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)に0-2で敗れた。

 前年王者のリバプール(Liverpool FC)は、フットボールリーグ1(3部)のダービー・カウンティ(Derby County)と0-0で迎えたPK戦を制し、なんとか勝ち上がりを決めた。(c)AFP/Kieran CANNING