【11月7日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは6日、第15節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は1-0でチェルシー(Chelsea)を下し、首位の座を守った。

 敵地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)に乗り込んだアーセナルは63分、ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)のCKをガブリエウ(Gabriel Magalhaes)が押し込んで、この試合唯一の得点を挙げた。

 僅差だったとはいえこの勝利はアーセナルにはふさわしいもので、ほとんど何もできなかったチェルシーは約2年ぶりとなるリーグ戦での連敗を喫した。

 この勝利で首位アーセナルは、2位マンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点2差を維持した。

 一方、ノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)とリーズ・ユナイテッド(Leeds United)に連敗を喫し、試合開始時点で10位に後退していたリバプール(Liverpool FC)は、立ち直りを見せてトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に2-1で勝利した。

 リバプールは前半にモハメド・サラー(Mohamed Salah)が2得点を挙げると、トッテナムの反撃をハリー・ケイン(Harry Kane)の1点に抑えた。トッテナムはここ最近見せていた終盤の反撃を出せず、直近4試合で3敗目を喫している。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督の初陣となったアストン・ビラ(Aston Villa)に1-3と完敗した。

 公式戦9試合無敗とエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督の下で形になってきているとみられたユナイテッドだったが、ビラは11分までにレオン・ベイリー(Leon Bailey)のゴールとルカ・ディニュ(Lucas Digne)の直接FKで2点をリードした。

 ルーク・ショー(Luke Shaw)のシュートがジェイコブ・ラムジー(Jacob Ramsey)に当たってネットを揺らし、オウンゴールで1点を返してハーフタイムを迎えたユナイテッドだったが、ビラは49分にラムジーがリードを再び2点に広げる追加点を決めた。

 また、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)は4-1でサウサンプトン(Southampton FC)を粉砕。好調のミゲル・アルミロン(Miguel Almiron)がリーグ戦ここ7試合7ゴール目を決めて前半に先制したニューカッスルは、後半にクリス・ウッド(Chris Wood)、ジョー・ウィロック(Joe Willock)、ブルーノ・ギマランエス(Bruno Guimaraes)が得点を重ねた。ここ7試合で6勝目を挙げたニューカッスルは、トッテナムを抜いて3位に浮上している。(c)AFP