日本がドイツ、スペインの優勝経験国に挑む W杯グループE展望
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■日本は下馬評を覆せるか
日本とコスタリカは、優勝候補にも挙がるドイツとスペインがいる中で、苦戦が予想される。森保一(Hajime Moriyasu)監督の下、2019年のアジアカップ(2019 AFC Asian Cup)で準優勝した日本は、これまでW杯でベスト16の壁を突破したことがない。今大会は、23日にドイツとのチーム初戦を迎える。
アジア最終予選では、三笘薫(Kaoru Mitoma)の2得点でオーストラリアを下し、1試合を残して本大会出場を決めた。ASモナコ(AS Monaco)の南野拓実(Takumi Minamino)やアーセナル(Arsenal)の冨安健洋(Takehiro Tomiyasu)らが主力で、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)の久保建英(Takefusa Kubo)、セルティック(Celtic)の前田大然(Daizen Maeda)らもいる。
コスタリカは、日本に敗れたオーストラリアと同様に6月の大陸間プレーオフに臨み、ニュージーランドを1-0で退けてW杯行きの切符を手にした。
理論上はグループEの引き立て役のようなコスタリカだが、ブラジル大会では似たような立場から、ウルグアイ、イタリア、イングランドの同居するグループを見事に1位で抜けると、最終的には準々決勝でオランダにPK戦で敗れたが、史上最高のベスト8で大会を終えた。
2021年に就任したルイス・フェルナンド・スアレス(Luis Fernando Suarez)監督は、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)の守護神ケイロール・ナバス(Keylor Navas)や、元アーセナルのホエル・キャンベル(Joel Campbell)、元フラム(Fulham)のブライアン・ルイス(Bryan Ruiz)の創造性に頼ることになる。
チーム初戦は23日のスペイン戦で、27日の日本戦が、どちらが決勝トーナメント進出のチャンスをつかむかの大一番になる可能性がある。(c)AFP/Rik Sharma