【11月3日 AFP】セルビア国防省は2日、南西部のコソボとの国境付近の軍事施設周辺を飛行していた民生用ドローンを電波妨害装置で破壊したと発表した。

 同省はドローンについて、コソボとの国境にあるコパオニク(Kopaonik)山から軍事施設に向かって飛んでいたと説明。「民生用」と断定する一方、製造元には言及しなかった。

 同省は、コソボとの国境の飛行禁止区域を飛行するドローンを今後も撃墜し続けるとしている。

 コソボが国内の少数派のセルビア系住民を対象に、自動車のナンバープレートをコソボのものに段階的に付け替えるよう求めると発表したのを受け、セルビア、コソボ両国間で緊張が高まっている。(c)AFP