【10月31日 CNS】中国でおいしい食事を探そうとしたらレストランなどを紹介するアプリ「美団(Meituan)」とデリバリー店のアプリ「餓了麼(Ele.me)」や「口碑(Koubei)」、そして美食動画が流れる中国版ティックトック(TikTok)「抖音(Douyin)」は外せないだろう。

 抖音によると、グルメに関するショート動画は全体の52.4%を占める。グルメ情報を発信しているアカウント登録者の平均年齢は33.2歳。25歳から34歳が最も多く、次いで35歳以上、50歳以上のアカウントも少なくとも4595件あるという。

 グルメアカウント総数で多いのは、四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)と重慶市(Chongqing)。人口密度では福建省(Fujian)アモイ市(Xiamen)が多く、623人に1人がグルメインフルエンサーだった。ちなみに成都市は905人に1人だ。

 また、人気のカテゴリーとしては、バーベキューや火鍋、ティードリンク、ジュースに関する動画が多い。バーベキューや火鍋の店はほとんどが地元の店であり、地域をまたいで営業するチェーンはほとんどない。一方、ティードリンクとジュースはチェーン化されている割合が高く、グルメ系動画トップ10のうち五つを占めているという。(c)CNS-北京青年報/JCM/AFPBB News