【10月21日 CNS】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)バインゴリン・モンゴル自治州(Bayingolin Mongol Autonomous Prefecture)コルラ市(Korla)に、越冬する野生の白鳥の群れが飛来した。今年で17年連続。自然環境の改善が年々進んでいることも影響しているようだ。

 国慶節(建国記念日)連休中の10月2日、10羽を超える「白い妖精」がコルラ市の市街地を流れる川でのんびりと動き回っていた。街を流れる孔雀河はきらめき、野生の白鳥の家族が3~5羽のグループごとに川面で遊び、エサを追いかけ、さえずる優雅な姿がみられた。

 野生の白鳥は2006年の冬以来、コルラ市を越冬地に選び、多数の白鳥がコルラで「待ち合わせ」するようになっている。地元の継続的な環境改善により、安定した気候と健康な水源が快適な生活環境を与えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News