【10月20日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)のカイ・バーンシュタイン(Kay Bernstein)会長が、サッカースタジアム内における合法的な「花火エリア」の創設を提唱している。

 バーンシュタイン会長は20日に発売される独週刊紙ツァイト(Die Zeit)のインタビューの中で、発煙筒や他の「制御された」花火に着火できる安全なエリアは、現状を改善するものになると述べた。

「ファンが発煙筒を制御された方法でたき、直接消火できる花火エリアの導入に賛成する」とバーンシュタイン会長は述べた。

 色のついた発煙筒を含む花火はドイツのスタジアムでは一般的で、広く容認されているものの、正式には使用が禁止されている。

 ヘルタのウルトラス(過激なサポーター集団)の元代表で、6月に会長に就任したばかりのバーンシュタイン会長は以前、スタジアムでの安全な花火の使用を合法化すべきだと主張していた。

「他の人に危害を加える可能性があるものや、いかなる種の暴力も一切許容できない」と語ったバーンシュタイン会長は「だが、今のやり方では絶対に何ももたらさない」と続けた。

「私は革命児ではないが、もちろん何かを変えたいと思っている」 (c)AFP