【10月19日 CGTN Japanese】世界的な学術出版社のシュプリンガー・ネイチャーがこのほど出版した学術誌「ネイチャーインデックス─AIとロボット工学(以下、ネイチャーインデックス)」は、AIとロボット工学分野では中国が米国に次ぐ世界2位と評価しました。

 同誌記事は、「『ネイチャーインデックス』が2015~2021年の期間を対象にまとめた自然科学分野の質の高い学術誌82種では、AIとロボット工学分野の論文数が急増している」と指摘した上で、「世界の研究機関の2015~2021年におけるAIとロボット工学分野の科学研究成果の伸び具合を示す統計によれば、米国が依然として世界をリードする地位にあることは明らかだ。それに次ぐ2位は中国で、3位から5位はドイツ、英国、フランスの順だ」と説明しました。

「ネイチャーインデックス」が2015~2021年におけるAIとロボット工学分野の科学研究成果に基づいて選出した世界の研究機関上位50位では、中国科学院が4位で、唯一、上位10位に入った中国の研究機関でした。また、中国科学院は2015~2021年においてAIとロボット工学分野の論文のシェアが最も速く増加した研究機関でした。その他、清華大学(27位)と北京大学(36位)、中国科学院大学(38位)が上位50位にランクインしました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News