【10月17日 AFP】16日に行われたサッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)対FCバルセロナ(FC Barcelona)の「エル・クラシコ(El Clasico)」で、バルセロナがカナダ人ラッパー・ドレイク(Drake)のブランドのロゴが入ったユニホームを着用した。今季からスポンサーを務めるスウェーデン音楽配信大手スポティファイ(Spotify)との契約の一環として実施された。

 フクロウのロゴはドレイクが手がけるファッションブランド「OVO(October's Very Own)」のもので、スポティファイでドレイクの楽曲が初めて500億回再生されたことを祝しての企画。同社とクラブの合意の下、普段入っているスポティファイの名前とロゴがドレイクのものに置き換えられた。

 SNSに投稿された写真の中で、ドレイクは今回のユニホームを手にし、「うそみたいに感じるが、本当なんだ」とメッセージをつづっている。

 バルセロナでマーケティングを担当するフリ・ギウ(Juli Guiu)氏は「われわれとスポティファイとの提携は、単なる商業的な関係を超えたものだ」と話し、「これまで何度も述べてきたように、今回の戦略的関係を通じて、われわれは音楽とサッカーという、感情を呼び覚ます二つの世界を一つにすることを目指している」とコメントしている。

 バルセロナは今年3月に4年間で最大3億ユーロ(約435億円)と報じられたスポンサー契約をスポティファイと結び、本拠地も正式にスポティファイ・カンプ・ノウ(Spotify Camp Nou)の名称になっている。(c)AFP