【10月15日 AFP】サウジアラビアが後援する男子ゴルフの新リーグ、リブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズが世界ランキングポイント付与を勝ち取ろうとしながらも、その状況の行き詰まりに選手が不満を募らせている中、アジアンツアーの最高経営責任者(CEO)は14日、困難な闘いに直面していると語った。

 アジアンツアーのCEO兼コミッショナーのチョー・ミンタン(Cho Minh Thant)氏は、世界ゴルフランキング(OWGR)のメンバー構成が、ゴルフ界を分断しているリブゴルフへのポイント適用を難しくしているとの認識を示した。

 リブゴルフに参戦している選手は破格の賞金を稼いでいるものの、ポイントが付与されなければランキングが後退し、メジャー大会への出場権獲得が危うい状況に陥る。OWGRは現在、同シリーズの問題を再検討しており、そのプロセスは1年以上を要するとみられる。

 チョー氏はAFPの取材に対し、OWGAの理事会が米国ツアーと欧州ツアーの責任者を含む有力者で構成されていると強調した上で、「困難な闘いであることは確実だ」と述べた。

 リブゴルフ参戦選手について、米ツアーは主催大会への出場を禁止しているが、メジャー4大会は同シリーズの選手の扱いについてはまだ決めていない。

 チョー氏は「願わくば、メジャー大会が正気を取り戻し、これらの選手が欠場するメジャー大会は世界最高の選手の集まりではなくなることに気づいてもらいたい」とも語った。

 たとえ来季はポイントが付与されても、選手は大きくランキングを下げて追いつくことは不可能になるかもしれない。しかしチョー氏は、選手はそのリスクを承知していたはずだったとして、「そのことは、決断のプロセスにおいて彼らに明確に示されていた。それは間違いない」と述べた。

 さらに「スタートした年に、すぐさま世界ゴルフランキングを期待するのは現実的ではない」としつつ、「しかし、選手の人数やレベルにおける招待シリーズの今年の成功は、このツアーが来年のランキングポイント対象に値することを示していると思う」と語った。(c)AFP/Talek HARRIS