【10月11日 AFP】サウジアラビアが後援する男子ゴルフの新リーグ、リブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズは10日、メジャー通算2勝を誇るダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が個人戦の年間王者になることが確定し、賞金1800万ドル(約26億2000万円)を獲得したと発表した。

 38歳のジョンソンは、劇的優勝を果たしたシリーズ第4戦の米ボストン(Boston)大会を含め、ここまで6大会中5大会でトップ10フィニッシュを記録。9日に最終日を迎えた第6戦のタイ・バンコク大会では16位だったが、レギュラーシーズン1大会を残して年間順位で逆転不可能なリードを築いた。

 ジョンソンは「個人戦を制したのは大きい。リブゴルフの個人戦で初代王者になれて光栄だ」と喜んだ。

 元世界ランキング1位の名選手で、シリーズの最高経営責任者(CEO)を務めるグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏は、「リブゴルフの歴史の第1章は、ダスティン・ジョンソンの名前なしに書くことはできない」とたたえた。

「誰がどう見ても、DJ(ジョンソン)は世界のエリートプレーヤーの一人であり、シリーズ開幕からリブゴルフの礎となっている。彼はその期待に十二分に応え、リブゴルフで最初の個人タイトル獲得したことは大きな称賛に値する」 (c)AFP