【10月16日 CGTN Japanese】中国南東部の江西省南昌市紅谷灘区烏沙河鳳凰洲でこのほど、市民の辺桂芳さんによって撮影された小さくて美しい姿をした鳥は、省林業局の鳥類専門家による鑑定の結果、国家一級(最高級)重点保護野生動物のシマアオジであることが確認されました。

 近年、シマアオジの個体数が激減していることから、2017年に国際自然保護連合(IUCN)はシマアオジの保全状況のカテゴリーを「絶滅危惧(EN)」から「絶滅危惧IA類(CR)」に引き上げ、2021年には中国が国家一級重点保護野生動物に指定しました。江西省の鄱陽湖にある南磯湿地国家級自然保護区では今年6月に観察されていますが、南昌市の市街地で観察されたのは今回が初めてだということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News