【10月8日 AFP】米経済誌フォーブス(Forbes)は7日、2022-23シーズンのサッカー選手長者番付を発表し、フランス代表のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が1億2800万ドル(約186億円)を稼ぐ見通しでトップに立った。

 同誌は特にエムバペが23歳にして1億ドル(約145億円)の大台を突破したことに着目した。レジェンドのリオネル・メッシ(Lionel Messi)とクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がこの数字を初めて超えたのは、30代に入ってキャリアのピークを迎えたときだった。

 エムバペは今年5月、所属チームであるフランス・リーグ1の強豪パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と新たに3年契約で残留することに合意。これにより、1億1000万ドル(約160億円)の年俸やボーナスに加え、ナイキ(Nike)、ディオール(Dior)、ウブロ(Hublot)、オークリー(Oakley)などのスポンサー収入で年間1800万ドル(約26億1700万円)を稼ぐと、フォーブス誌は報じている。

 PSGのチームメートである35歳のメッシが1億2000万ドル(約174億5000万円)で2位、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でプレーする37歳のロナウドが1億ドルで3位に入った。

 2014年から番付のトップ2を分け合ってきた両選手は、ロナウドが6000万ドル(約87億円)、メッシが5500万ドル(約80億円)と、依然として破格のスポンサー契約を保持している。

 ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が8700万ドル(約126億5000万円)で4位、モハメド・サラー(Mohamed Salah)が5300万ドル(約77億円)で5位だった。

 6位から10位は、3900万ドル(約56億7000万円)のアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)、3500万ドル(約51億円)のロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)、3100万ドル(約45億円)のエデン・アザール(Eden Hazard)、3000万ドル(約43億6000万円)のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)、2900万ドル(約42億円)のケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)の順となった。(c)AFP