ベラルーシ大統領、値上げを禁止 インフレ抑制で
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【10月7日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は6日、急激なインフレを抑制するため、値上げを即時に禁止すると発表した。
1994年から旧ソ連構成国ベラルーシを厳しく統治しているルカシェンコ氏は、風変わりで過激な言動で知られる。2020年には1日1杯ウオッカを飲めば新型コロナウイルスを予防できると主張していた。
ルカシェンコ氏は政府の会合で「10月6日から、あらゆる値上げを禁止する。あすではなくきょうから禁止だ」と述べた。
ルカシェンコ氏は消費者物価について、前年比18%上昇で「常軌を逸している」と指摘した。
さらに「肉類も乳製品も値上がりしている。ミンスクではここ数日、卵が不足している」として、「課題は、来年までにインフレ率を7~8%に戻すことだ」と述べた。
ベラルーシは、ロシアのウクライナ侵攻を支援したことや2020年大統領選後の厳しい取り締まりを理由に西側諸国から相次いで制裁を科されている。(c)AFP