【10月6日 AFP】2022年サッカーW杯(2022 World Cup)開催地のカタールは5日、大会期間中の混雑を緩和するため、出勤する政府職員の数を削減し、学校の授業時間を短縮すると発表した。

 11月20日から12月18日までの大会期間中、100万人以上の観光客がカタールを訪れると予想される中、同国政府は八つある会場周辺道路の交通規制を考えている。当局は、32の出場国を追う海外観光客の数がピークに達する大会開幕からの2週間を最も懸念している。

 大会の広報担当者は閣議後、11月1日から12月19日の間は出勤する政府職員の数は2割になり、1日あたりの勤務時間は4時間になる見通しだと述べた。

 また、11月1日から同17日までは学校の授業時間が午前7時から正午までに短縮され、同18日から12月22日まで生徒は休日扱いになる。

 メインストリートとして知られ、海に面したコルニーシュ(Corniche)通りは、11月1日から車両が通行止めとなる。この道沿いには主要なファンゾーンが設置されている。(c)AFP