【10月3日 AFP】イングランド・プレミアリーグは2日、第9節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)とフィル・フォーデン(Phil Foden)がハットトリックを達成し、6-3でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とのダービーを制した。

 ハーランドはホームでのリーグ戦では3戦連続となるハットトリックを記録し、シティの選手として今季公式戦10試合での得点数を17とした。

 シティが首位アーセナル(Arsenal)との勝ち点差1を守った一方、アントニー(Antony Matheus dos Santos)が1ゴール、アントニー・マルシアル(Anthony Martial)が2ゴールを記録したユナイテッドは、ダービーでの最大得点差での黒星を免れたものの、首位と9ポイント差の6位となっている。

 シティは序盤から得点のチャンスをつかむと、8分に地元出身のフォーデンがダービーで自身初得点となる先制ゴールを決めた。

 34分に追加点を決めたハーランドは、その3分後にはケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)のクロスから得点すると、ハーフタイム前にはフォーデンのチーム4点目をお膳立てした。

 後半に入りアントニーに得点を許したシティだったが、ハーランドはすぐさま得点を決めて注目を奪い返し、さらにはフォーデンの3点目もアシストした。

 その後フォーデンやデ・ブルイネら4選手を交代させてアクセルを緩めたシティに対し、ユナイテッドは途中出場のマルシャルが残り10分を切る中で2点を挙げ、点差を縮めた。

 8月のブレントフォード(Brentford FC)戦でも前半の45分間で4失点を喫していたユナイテッドは、リーグ戦4連勝を飾りエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督の下で良い方向に進んでいるかと思われたが、マンチェスターの両雄の間にいまだ存在する大きな隔たりを思い知らされた。(c)AFP/Kieran CANNING