【9月26日 AFP】テニス、韓国オープン(Korea Open 2022)は25日、女子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova)は7-6(7-4)、6-0で第1シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)に勝利し、キャリア3勝目を挙げた。

 大会最多となる1万人以上の観客の前で、第1セットは拮抗(きっこう)した展開になり、両選手は長いタイブレークを戦った。ところが約1時間の戦いの末にアレクサンドロワが先行すると、第2セットは流れが一変。ゲームカウント0-3の段階で、足の問題でメディカルタイムアウトを要した2017年の全仏オープン(French Open 2017)女王オスタペンコを、アレクサンドロワが圧倒した。

 6月のリベマ・オープン(Libema Open 2022)でも優勝し、自身最高のシーズンを送るアレクサンドロワは、これで最新の世界ランキングでキャリア最高の21位に上がる。

 アレクサンドロワは「いつも上を目指したい」と話し、「もっと上へ行きたいし、最高にうまくいけば、トップ20で一年を終えられるかもしれない」と意欲をみせた。(c)AFP